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加藤眞由儒

パワースポット[サロベツ湿原と抜海神社]

8月15日、以前から気になっていた場所に向かいました。そこは北海道稚内から車で17キロほどにあるサロベツ原野と言う湿地帯の中にあります。20年くらい前に逆コースを辿り、道央から稚内を目指しました。海沿いを走ろうと国道40号線の士別から左に曲がり苫前と言う海沿いの街に出ます。そこから道道106号通称宗谷サンセットロードを北上します。周りは「サロベツ原野」と呼ばれる大阪市と同じくらいの面積を持つ巨大な原野が広がっています。中でも中心は「サロベツ湿原」と言うとても珍しい低層湿原、中間湿原、高層湿原全ての種類を持つ湿原です。特に高層湿原は日本最大の面積を誇ります。高層湿原ができる条件は①低温、②過湿③川などの流入がなく雨水、雪解け水のみの水分で成り立つ。の3つが絶妙なバランスで保たれたとても貴重な湿原です。そうして左手には利尻島がぽっかりと浮かんで見えてとても幻想的な場所です。そこに凄まじいエネルギーの気を感じました。勉強会でお話ししたのですが人の霊と魂を結ぶ光の臍の緒ようなものが様々な汚れを取り払い凄く綺麗になっていく感覚です。普通は私たちの霊側から一方的に行動を記録するだけの臍の緒が魂側からの情報もキャッチできるのです。多分すぐには難しいとは思いますが何度か試す事で感覚を身につけていただけるかも知れません。気が清まっていてエネルギーが満ち溢れている条件は地下水脈が澱んでいない事。これはこの地が高層湿地のため周りの川から水が入ってこず、雪解け水と雨水のみで形成されているからでしょう。


(参考トラベルjpより)


今回は反対に稚内空港からレンタカーを借り、サンセットロードを逆走しました。湿原の始まる手前に抜海と言う土地に神社があるのを発見しました。抜海岩と呼ばれる不思議な形をした岩の手前にあります。抜海はアイヌ語のパッカイ.ぺ(pakkay-pe=子を背負うもの)が地名の由来となっており、まさに子供をおぶっているような形になっています。岩の手前の洞穴が前回訪れた新潟の間神社と同様に遺跡となっています。昭和38年の発掘調査では、続縄文時代に道北の沿岸地帯に生まれたオホーツク文化の土器が出土されています。

やはり賽銭箱はなくとても荒れていて、後何年か後には無くなってしまうかも知れないと言う危機を感じました。そこにはまだ神様がいらして、北の地を守らなければと言う厳しい覚悟を感じました。ただ参拝の方々で賑わっているかと聞かれたら残念ながらそうとは言い切れません。わざわざ全国から簡単に足を運ぶような地ではありませんが、パワーを貰いにサロベツ原野を訪れた際には参拝して北の地を護っていただいている神様に感謝の意を伝えましょう。


(参考稚内市HPより)

世界が平和でありますように


加藤眞由儒。



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